20歳未満の飲酒は法律で禁止されています
ヴルトゥーレはバジリカータ州の東北に位置します。このエリアは休火山であるヴルトゥーレ山の斜面にあります。土壌にミネラルの豊かな火山灰を含み、下の層に多孔性の凝灰岩があり水不足の時期でも土壌は適度な温度と湿度を保ちます。アリアニコ種の栽培に適しており、標高が高い為(200~700m)夏場でも昼夜の寒暖差があり、アロマが複雑で熟成ポテンシャルの高いワインとなります。ワイナリー醸造設備の技師ラバルブタ氏はヴルトゥーレがアリアニコの栽培に最も適していると考え、2003年にワイナリーを設立しました。厳しい選別の後、果実はタンクに入れられます。垂直システムの醸造タンクは二層になっており、キュヴェゾンの期間は上段で行いプレスされた搾汁は下の層に入り、温度コントロールによって搾汁の状態を安定させます。この際のプレスも、アリアニコ特有の強いタンニンを抽出しすぎない為に、本来ならまだまだ抽出できる所を加減して搾っています。またこのタンクは大きい円の形というのも特徴です。直径の大きいタンクはマストと果皮の接触部分が広くなりピジャージュやルモンタージュの回数が減る為、ワインへのストレスを軽減できます。また熟成中にアリアニコのタンニンに対して少しでも酸化を多く促進させるために、通常の225リットルのバリックだけではなく空気の透過性の良い160リットルの樽も併用しています(225Lはストロングトースト、160Lは空気の透過性を高める為にトーストなし)。全てはアリアニコの個性を最大限に引き出す為の、醸造設備師ならではのノウハウが注ぎ込まれています。
ステンレスタンクにて発酵、15~20日間のマセラシオン。ライトトーストの新フレンチバリックにて20ヶ月熟成。ワインのキャラクターの方向性としては『濃厚なアリアニコ』ではなく『火山性土壌のミネラルが表現された味わい深いアリアニコ』です。黒色系果実のニュアンスが強く感じられプラムやブラック・ベリーのニュアンスの中にスパイスやミネラルのアロマが感じられます。樽の風味は程よく、口中では力強いタンニンがミネラルと共に広がり、余韻にまで長く続きます。
2016/バジリカータ/DOCアリアニコ・デル・ヴルトゥーレ
フル/辛口
ブドウ品種:アリアニコ100%(標高500mの畑より収穫)
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