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カール・エルベス/ユルツィガー・ヴュルツガルテン イン・デア・クランクライ リースリング アウスレーゼ 2017 白ワイン/375ml

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 現当主のシュテファン・エルベスの父カールは1960年代から1970年代の間に、同時に7つのVDP生産者のワインメーカーをしていました。また、他のベルンカステラ―・リングのメンバーを含む生産者も担当しました。有名なクリストフェル・ベレスのワインメーカーは、1997年まで務めていました。ワイナリーを引き継いだシュテファンは、偉大なる父の造り上げたワインの品質をさらに向上させ続けており、今では、ユルツィガー・ヴュルツガルテンを代表する生産者として広く知られています。ヴュルツガルテンは「薬草/スパイスの庭」という意味で、ユルツィヒ村に特徴的な赤色粘板岩により、葡萄にスパイシーさや個性的な風味を与えると言われています。およそ3億年前に東部にあるヴィットリッヒ村周辺で火山が噴火し、鉄分を多く含む赤色の火山礫(ロートリンゲン)がユルツィヒ村にもたらされることになりました。火山礫は雨で流されていきましたが、鉄分を含むミネラル成分がもともとの粘板岩(青・灰色)に移り、赤色粘板岩が生まれました。ラインヘッセンのニアシュタイン村やナーエのトライゼン村、モーゼルではユルツィヒとエルデン村のトレップヒェンとプレラートにしかほとんど見ることが出来ない特殊な岩石です。そこは畑というよりはむしろ崖と言った方がよく、しかもあちこちに粘板岩の岩板が露出し、農作業中に足でも滑らせたら谷底まで転げ落ち、場合によっては命をも落としかねない所です。この断崖絶壁のような畑は、勾配は約70%(傾斜角約35度)と非常に急で、機械が入ることも出来ません。畑仕事が非常に困難なため、引退してしまう人もいるそうです。スレート土壌で足場が悪いため、支柱に掴まり、ビュッテと呼ばれる収穫用の桶を背負いながら、横に移動し葡萄を摘み取る作業は大変な重労働だと想像できます。 「クランクライ」は、かつては非常に知名度の高い畑でしたが、1971年に改定されたワイン法により、ユルツィガー・ヴュルツガルテンに統合されていました。この畑にはフィロキセラ禍を生き延びた接ぎ木をしていない樹齢100年を超えるリースリングが残っています。エルベス家ではこの区画を特別に扱い、単独でワインを造り続けています。2014VTから「クランクライ」は再びラベルに表示することが認められました。畑の土壌は赤色粘板岩です。この土壌で育つリースリングはたいへん力強いフレイバーを持っています。濃密な甘さに負けない綺麗な酸が見事に調和しています。糖度:125.5g/l 酸度:9.0g/l  2017/モーゼル/プレディカーツヴァイン アウスレーゼ  ミディアム/極甘口  ブドウ品種:リースリング

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