20歳未満の飲酒は法律で禁止されています
ドメーヌ・フォン・サラドは、ヴァケラスの北のポンシュの高台に位置する家族経営のワイナリーです。オーナーのベルナール・ビュルルは、エドモン・ビュルルの長男です。ベルナールは実家のあるジゴンダスを出て、隣村のヴァケラスにあるフォン・サラドを2002年に義父から引き継ぎました。その後の2004年にエドモンが他界し、実家のワイナリーであるドメーヌ・ビュルルが残されましたが、弟たちが後を継いでいます。ワイナリーはとても近いため、ベルナールが弟たちにアドバイスをすることもあります。フォン・サラドはヴァケラスとジゴンダスの2つのクリュからそれぞれワインを手掛けています。ジゴンダスは赤ワインとロゼワインしか生産できませんが、ヴァケラスは赤とロゼに加え白ワインも生産できます。どちらも赤ワインの主要品種はグルナッシュで、南ローヌらしい力強いワインではありますが、ヴァケラスの方がエレガントで、ジゴンダスの方がパワフルに仕上がることが多いようです。ヴァケラスはシラーを、ジゴンダスはムールヴェードルを多くブレンドしています。ヴァケラスは標高が68~254mとそれほど高くありませんが、様々な要素のバランスが良いワインです。ジゴンダスは標高が87~698mと高く、土壌は粘土が多くなります。ワインのスタイルはより丸みがあって重く、アルコールのボリュームも感じられます。
ヴァケラスのウヴェーズ川の外れにある畑の葡萄を使います。土壌は、川からの堆積物である砂利とシルトです。早朝に収穫し、収穫量は、33~40hL/haです。圧搾し、冷却装置の付いたステンレスタンクに入れて、発酵前に4~5度で、24時間かけて不純物を沈殿させます。その後14度で3週間発酵させ、途中でバトナージュします。酸が多くないので、フレッシュさを生かすためマロラクティック発酵はさせません。ステンレスタンクで4~5ヶ月熟成させます。フレッシュさをキープするため、早めに瓶詰めします。ヴィオニエの個性的な香りが特徴です。ミネラル感と洋ナシ、白桃の香り。味わいは凝縮感が高く、アルコールもあって余韻の長いワインです。
2024/コート・デュ・ローヌ/IGPヴォークリューズ
ミディアム/辛口
ブドウ品種:ヴィオニエ