20歳未満の飲酒は法律で禁止されています
ヴィニエティ・ザブは、シチリア島のサンブーカ・ディ・シチリアで、ファンティーニ・グループ(ファルネーゼ)が運営するワイナリーです。サボテンしか育たないような暑く乾燥した気候ですが、アランチョ湖の水を灌漑に使用することで、高いポテンシャルを持った葡萄を得ることが出来ます。醸造設備は、主に組合のものを使用していますが、クロスフローフィルターなど自ら持ち込んだものもあります。セラー内には古いコンクリートタンクがあり、主にワインの保管やマロラクティック発酵に使用しています。ステンレスタンクより長期保存に向いており、フルーティさを残すことが出来ます。セラーの壁は1m程の厚いコンクリートで出来ていて、気温が一定に保たれます。自家畑は25haで、残りは買い葡萄でまかなっています。葡萄の購入先は協同組合のメンバーですが、ファンティーニ・グループの統括醸造責任者であるフィリッポ・バッカラーロが認めた区画のものしか購入しません。葡萄の買取りは、収穫した葡萄の重さに対して代金を支払うのが一般的ですが、ファンティーニ グループでは区画に対して支払います。葡萄農家は、収量が減っても収入は減らないため、選定、間引きなどを躊躇なく行うことが出来ます。自社畑の葡萄は主に上位クラス、買い葡萄は主にスタンダードクラスに使用しています。殺虫剤や防カビ剤、除草剤などの科学的なものは使用せず、機械は一切使用せずに手作業のみで畑仕事を行います。収穫は、朝4時~9時の涼しい間に行います。ザブの畑は他の場所よりも標高が高く、夜になると涼しくなります。山の中に畑があるため昼夜の寒暖差が大きく、そのおかげで豊かなアロマが形成されます。この気候条件によって、葡萄の糖度が高いだけではなく、リッチなアロマを持っていることがザブのワインの優れた特徴です。
90%は自家畑の葡萄、残り10%は共同組合の畑の中から選んだ優良な区画の葡萄を使用します。収穫量は1ha当たり5~6トンと低く抑えています。ステンレスタンクで14度に温度管理しながら13日間発酵させます。以前は樽を使って熟成させていましたが、現在はステンレスタンクで熟成を行っています。輝きのある麦わら色、エキゾチックな果物や野花に少しミネラルの混ざる強いアロマ。生き生きとしてフレッシュ、とてもバランスが取れています。余韻に心地よい酸が感じられます。
2024/シチリア/IGPシチリア
ミディアム/辛口
ブドウ品種:シャルドネ