20歳未満の飲酒は法律で禁止されています
フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州ウディネ県チヴィダーレ・デル・フリウリにワイナリーを構えるモスキオーニ。創立は1900年頃にもさかのぼり、非常に歴史のあるワイナリーです。世界の白ワインの中でも最高峰と名高いフリウリで、モスキオーニは土着品種を使用した赤ワインのみを生産する珍しいワイナリーです。所有する畑は標高150m、南東向きの土地に約14ha。4つの畑に分かれており、仕立ては全てグイヨ。除草剤や乾燥剤等、化学薬品を一切使用せず無農薬栽培を実践。畑に悪影響を及ぼす機械等は一切使用しないという一貫した考えを持っており、2014年にはビオロジックの認証を取得。ブドウに含有する命(酵母)を活かすように心がけています。収穫までの工程は全て手作業で行われ、ブドウは例年、9月中旬~10月終りにかけて収穫されます。収穫量を制限して1つの枝から1キロ以上は収穫しないという徹底ぶりです。収穫後にブドウは軽いアパッシメントを行います。風通しの良い部屋の小箱の中で、追熟させながら5~12日間おき、2~3%ほど水分を飛ばしワインに力強い果実味をもたらします。追熟後にプレスされた果汁は、6,000リットルの開放型大樽に移され、自然酵母により自然発酵。温度コントロールは行わずあくまで自然にワインは醸されます。収穫の遅さから、11月に入ってから発酵を開始するワインもあり、温度コントロール無しの自然発酵は非常に難しいですが、カンティーナの壁の内側に温水を流す事により極端に室内が冷えないように工夫をしています。マセラシオン中の「フォラトゥーラ」(櫂入れ、醗酵によって浮き上がった果帽を突き壊し攪拌)は手作業で行われます。この作業はかなりの力を必要とし、非常に大変な作業ですが、こうすることでワインのガス抜き呼吸を自身の感覚で行うことができます。マセラシオンは18~25日間(その年のブドウの状態や気候により変動)行い、翌春全てのワインでマロラティック発酵を行います。So2はボトリング前のみ添加を行い、最低限の量に抑えられています。
別のキュベのワインをブレンドしたワイン。大樽1年、バリック1年、さらに大樽で1年熟成。他のキュベと変わらぬ熟成期間が与えら れた妥協のないブレンドキュベです。モスキオーニらしい甘く熟した香りが充満。ドライフルーツやクレームド カシス、ラム、シガーの溶け合った甘く官能的な香り。果実味のアタックはまろやかで熟成で完成された口当たりの良い質感。酸味とタンニンも際立ちすぎずに甘い果実味にバランス良く融合しています。ポンカ土壌というトスカーナのガレストロにも似た石灰と粘土が合わさったもろい石が豊富な土壌の特徴から、余韻の中に塩味が感じられ面白さもあります。
イタリア/フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア/DOCコッリ・オリエンターリ・デル・フリウリ
フル/辛口
ブドウ品種:チェルティコ40%(メルロー50%、カベルネS50%)、レアル30%(タッツェレンゲ50%、メルロー25%、カベルネF25%)、レフォスコ30%