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クナウスの醸造所は現当主のアンドレアス・クナウスの父親が1995年にワイン造りを始め1998年に醸造所を設立し、2000年代から彼もワイン造りに携わりオーストリアでの勉強と修行の後に当主となっている家族経営の醸造所です。数か所の畑から多数の区画を所有し、ほとんどのワインは複数の畑、区画のぶどうを別々に収穫、醸造し、瓶詰前にブレンドして造られています。発酵、熟成したものから質を見極めブレンドしています。大多数は木樽を使用し、ものにより樽の大きさを変えています。近年は500リットルの樽の使用が増えています。またワインの中には数割は新樽を使い熟成させたものもブレンドしています。全てのワインは天然酵母のみにより発酵されています。畑の土壌は砂岩(コイパー、キーゼルザントシュタイン、シュトューベンザントシュタイン)と石灰を含んだ粘土質の地質(メルゲル)が主で、同じ畑名でも標高により地質が異なります。一つの畑でも斜面の向きなど条件が異なるので、それぞれの区画に適切な品種を植えています。ヴュルテンベルクでメジャーなレンベルガー、トロリンガー、ピノ・ノワール、リースリングという品種だけでなく、シャルドネやソーヴィニヨンブラン、メルロー、ツヴァイゲルトなども量は多くありませんが栽培しています。シュトゥットガルトの東側、レムス渓谷Remstalと呼ばれている地域は良質なワインが生産されている地域として知られていて、その地域にクナウスも醸造所と畑があります。ビオロジックによる栽培で、2018年産からはEUの認証のマークがラベルに記載されています。醸造過程でのSO2の量も極力低くするよう心掛けています。生産量の10%は亜硫酸無添加などナチュラルワインといわれる系統にもチャレンジしています。
レンベルガーはオーストリアではブラウフレンキッシュと呼ばれている品種です。ドイツではヴュルテンベルク以外ではほとんど栽培されていません。クナウスでも栽培面積の比率が高い品種で赤ワインの60%で、彼の一番のお気に入りのぶどう品種です。レンベルガーの単一品種だけでも格付けが異なる4種類以上をリリースしています。このワインは500リットルとそれよりも大きい木樽により熟成させています。あたりはやわらかく軽めですが、コクのある味わいです。やさしい味わいながらも芯があり、クナウスの赤ワインを代表する一本と言えます。
2023/ヴュルテンベルク/クヴァリテーツヴァイン
ミディアム/辛口
ブドウ品種:レンベルガー
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