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ジュラ北部に位置するモンティニー・レ・ザルシュール村はアルボワから北に3km進んだ場所にあり、トゥルソーの歴史的中心地として知られている。トゥルソーは栽培に手間がかかる繊細な品種で、日当たりがよい温暖な斜面でしかうまく成熟することができない。この村で見られる石灰岩や珪質岩混じりの粘土質土壌は、気難しいトゥルソーが好む理想的な土壌だ。トゥルソーは粘土との相性が良く、珪質礫を含む厚い粘土の層がアルボワ及びモンティニーに広がっている事が、ジュラの中でこのエリアがトゥルソーの中心地として歴史的に発展してきた所以である。モンティニー・レ・ザルシュール村を本拠地とするリュシアン・アヴィエは、”トゥルソーのエキスパート”としてアンドレ・エ・ミレイユ・ティソやジャック・ピュフネイと並び称される生産者だ。ローマ神話におけるブドウ酒と豊穣の神である”バッカス”の愛称で親しまれたリュシアンは、1960 年に設立した自身のワイナリーに”カヴォー・ド・バッカス(バッカスのワイン蔵)”と名付け、その歴史をスタートさせる。ジュラのトップ生産者として名高いピエール・オヴェルノワとは同世代で友人でもあり、ジュラの古株として共にこの地を牽引してきた重鎮の一人である。1999 年には息子のヴァンサンがドメーヌに参画し、二人三脚でブドウ栽培・ワイン造りを行ってきた。2021 年、リュシアンはこの世を去ったが、現在もそのフィロソフィーは受け継がれている。トゥルソー [Trousseau]・・・晩熟で完熟しにくいため、作付け比率は 5%に止まる、この地方原産の黒ブドウ品種。 重い泥灰岩は不向きで、小石の多い土壌を好む。氷河によって、谷からブレス平野めがけて流されてきた氷堆石 (モレーン)は角の丸まった砂利で、水捌けがよく、温かい土壌。晩熟なトゥルソーに向いているが、ジュラのブドウ畑の僅か2%を占めるに過ぎない。濃い色の果皮をもち、胡椒やスミレのような香りがあり、しっかりとしたタンニンを伴う熟成能力のあるワインを生み出す。
医学部生が収穫を手伝ってくれるため、ドクターとキュベ名に入っている。鮮やかなルビー色で、フレッシュさが感じられる。口当たりはミディアムボディで、きめ細やかなタンニンがあり、品種の特徴が際立っている。プールサール:フランス中東部ジュラ地方の特有の品種で、ジュラ特有の気候と土壌に合うように何世紀にもわたってこの地域に順応してきた黒ブドウ品種のひとつ。大粒で長い、果皮の薄い実は、香りに特徴のある薄いワインのみを造る。色素がほとんどないので、白ワインを造ることもでき、またワインに濃い色をつけることなく、一週間果皮とスキンコンタクトすることによって、優れたロゼワインも造る。2023年は暖かい年だったが、前年よりもフレッシュさがある。繊細なタンニン。クリーンで味わいはバラエティに富む。爆発的なワインではないが、テロワールを上手く表現している。Drink:2024-2031 WA
2023/ジュラ/AOCアルボワ
ミディアム/辛口
ブドウ品種:プールサール
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