20歳未満の飲酒は法律で禁止されています
コルシカ島のドメーヌで出会ったアレクシス・スーラとドミニク・シロは2014年、跡取りに恵まれなかったため売りに出ていたアンジュー地区の「ドメーヌ・デ・シェネ」を購入しました。新ドメーヌ名の「ル・フィエフ・ノワール」は「黒い領土」という意味で、この地のテロワールの命ともいえるシスト・ノワール(黒色片岩土壌)のことを差しています。「ドメーヌ・デ・シェネは、アンジュー地区のトップドメーヌのひとつでした。セレクション・マサル(マス選抜)による素晴らしいぶどう樹に覆われたその畑は、早2006年から完全ビオロジック栽培が実施されており、地元で「宝石」と呼ばれていました。私たちは前オーナーの意志を引き継ぐ形で2015年に「ECOCERT」の認証を取得する一方、(ビオロジック栽培で認められている)銅の使用を停止し、独自に調合したハーブの煮汁を畑に撒くなど、ビオディナミの手法を導入しました。近年中に正式にビオディナミに移行する予定です」。「ドメーヌ・デ・シェネは正統派のクラシックなワイン造りで高い名声を獲得しましたが、私たちはこの地のテロワールの特徴やぶどう品種の多様性を最大限に表現したいと思い、新しい醸造手法を採用しています。例えば赤ワインの全房発酵や、白ワインのマセラシオン(オレンジワイン)、新機軸の品種ブレンド、発酵タンクの素材の使い分け、様々な容量の樽やアンフォラの導入といったことで、これらがワインの「新しい美味しさ」の発見につながると考えています」。「立ち止まって、時間をかけて、自分自身と対話したくなる。そんなワインを造りたいと思っています。その対話は、飲み手と私たち造り手の対話でもあります。一杯のワインが生み出す世界の中で、飲み手と造り手が時空を超えて対話することができる。私たちが醸造家になって本当によかったと思う最大の理由です」。
サン・ランベール・デュ・ラテ村とシャンゾー村の合計6haの区画より。粘土砂質、シスト土壌。樹齢約30年。収量は45hl/ha。除梗しない(全房発酵)。コンクリート製タンクで発酵後、6ヶ月間熟成。作品名の「ソムナンビュル」は「夢遊の」という意味です。
フランス/ヴァル・ド・ロワール/AOCアンジュ
ミディアム/辛口
ブドウ品種:カベルネ・フラン90% グロロー10%