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ドメーヌ・ラウゲは、南西地方のジェ―ル県ヴィエラ村に拠点を置くドメーヌです。ワイナリーは現在、1991年10月生まれの29歳の若手醸造家、シルヴァン ダバディが経営しています。シルヴァンの父ピエールは1980年代に、父親から畑を引き継ぐと、畑の規模を広げ、新しいセラーの建設を行い、ワインの元詰めをスタートさせました。2013年、ピエールから引き継いだシルヴァンは、畑の管理方法を改革し、またさらなるワインの品質向上に努めています。ドメーヌ・ラウゲは現在、30haの葡萄畑を所有しています。全体の21haが黒葡萄(タナ、カベルネ・フラン)、9haが白葡萄(プティ・マンサン、グロ・マンサン、プティ・クルビュ)で、それぞれマディランとパシュラン・デュ・ヴィック・ビル(辛口、甘口)を生産しています。畑はピレネー山脈の麓の斜面に位置しています。畑は現在オーガニックに転換中で、化学的な殺虫剤、除草剤は一切使用しません。畝の間に草(カヴァークロップ)を生やしており、これは土の中の微生物の活動を活性化させるために重要な役割を果たしています。草を植えることで土が柔らかくなって空気が通り、微生物の数が増えます。また殺虫剤を使用するかわりに害虫への対策としてフェロモンカプセルを導入しています。収穫は全体の80%を手摘みで行っています。葡萄は完熟の状態で収穫し、選別した後、タンク(コンクリート/ステンレス)、または樽でアルコール発酵、マロラクティック発酵を行います。セラーは最適な状態で抽出できるよう、完全に温度コントロールがなされています。また熟成は地下にあるセラーで行います。
「タリオン」は単一区画の葡萄を樽発酵、樽熟成させた非常に個性豊かなワインです。真南を向いた丘陵地にあり、粘土シルトと砂利の混ざる土壌です。平均樹齢は40年以上、栽植密度は5,000本/ha、収量は1haあたり20hL/haです。収穫した葡萄は除梗せず全房のまま圧搾します。500Lの樽(全体の70%は新樽、30%は1回使用樽)に入れ、天然酵母の働きで発酵させます。醸造中はSO2を添加しません。熟成も同じ樽で約15ヶ月行います。輝きのある麦わら色、華やかで複雑さのある豊かなアロマの中に、フレッシュなレモンや熟した白い果実、花の要素が感じられます。口に含むと力強く、しっかりとしたボディが感じられ、同時にさわやかな酸があり、ミネラル、塩っぽさ、そして香ばしい風味が複雑に混ざり合っています。「タリオン」はスペインとの国境沿いにある標高3,144mの山の名前に由来しています。
フランス/南西地方/AOCパシュラン・デュ・ヴィック・ビル
ミディアム~フル/辛口
ブドウ品種:プティ・クールビュ プティ・マンサン
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