20歳未満の飲酒は法律で禁止されています
マス・デ・ブレサドは、マレス家が代々引き継いできたワイナリーです。現在のオーナーはシリル・マレスで、1996年、27歳の時に父から引き継ぎました。マレス家は、確認できる一番古い文書によると、1240年代にはラングドックの地に住んでいたという記録が残っており、ワイン造りに関しては1760年代に造り始めたという記録が残っています。2世紀以上ワイン造りを続けてきた家系ですが、ワイン造りの場所は必ずしも同じではありませんでした。シリルの高祖父であり、うどん粉病の防除方法を発見し、ルイ・パスツールとも交流のあった偉大な人物としても知られるアンリは、弟のポールとともに、北アフリカがフランスの植民地になったことをきっかけに、よりよい葡萄栽培地、新しいテロワールを求めてアルジェリアに入植しました。そして1世紀ほど後、北アフリカがフランスから独立したころに、シリルの祖父アンリと父ロジェがより良いテロワールを求めてボルドーのオー・メドックに移住しました。その後、ロジェがコスティエール・ド・二ームの地へと辿り着きました。マス・デ・ブレサドでは、除草剤や殺虫剤などは使用していません。害虫対策には、フェロモンカプセルで対応しています。有機栽培自体は父の時代から続けて来ましたが、認証を取得しても良いだろうと思い、2017年に正式な申請を出しました。申請後の審査を経て正式に認証を取得し、一部の銘柄では2020VTから、ABマークとユーロリーフがバックラベルに表示されています。畑の土壌は、第四期時代のローヌ特有の小石が5~10mの深さまであり、まるでシャトーヌフ・デュ・パプの畑のようです。また、ミストラルも吹き、行政的にはラングドックに位置していますが、「ローヌワインとしてとらえて欲しい」と考えています。ミストラルは、害虫を避け、雨が降っても葡萄を乾かし、湿気から守る、「最大の友」です。各畑別、葡萄品種別で、それぞれのポテンシャルを大切にしたワインを造っています。
1.5haの単一区画で育つサンソー100%で造られるワインです。2020年がファーストヴィンテージです。畑は「グラン・プラニョル」と呼ばれる単一区画、土壌はローヌ川由来の丸石(ガレ・ルレ)と粘土です。平均樹齢40年、収量は30hL/haです。収穫した葡萄は振動式の選果テーブルで厳しく選別し、100%除梗します。発酵、熟成はコンクリートタンクで行いますがその間、SO2は添加しません。発酵は10~15日間、その間、ルモンタージュを行います。発酵終了後、空気圧プレスで圧搾し、フリーランワインのみを約6ヶ月コンクリートタンクで熟成させます。熟した赤い果実のアロマや森の下生えの要素に少しスパイシーなニュアンスが加わります。口に含むと肉厚でしっかりとボディがありますが、同時にフレッシュさも感じられ、集約とエレガンスを併せ持つ印象的なワインです。
2020/コート・デュ・ローヌ/VdF
ミディアム~フル/辛口
ブドウ品種:サンソー
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